
虐待された子供が法廷で尋問され、証言することの負担を和らげるようにトレーニングされたコートハウスドッグ(裁判所犬)が日本で初めて、法廷で被害者の子供への同伴を許されました。
その子供は当初証言のための出廷を拒んでいたのですが、そのコートハウスドッグの同伴付きという条件で出廷できたそうです。日本のコートハウスドッグはまだ4匹ですが、アメリカでは約250匹のコートハウスドッグが活躍しています。
そんなThe Japan Timesの記事、
A dog trained to support child victims makes a rare court appearance.
子供の犠牲者をサポートするようトレーニングされた犬が、稀な(まれな)裁判の登場を果たす。
から今週のフレーズをお届けします。
さて、この記事のなかで
make a rare appearance
稀な登場を果たす:めったに人の前に現れないというイメージ
という表現がでてきます。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
今週の英文
A dog trained to help child crime victims overcome the psychological burden of testifying in court made a rare appearance in an eastern Japan court in July, legal sources said Tuesday.
子供の犯罪被害者が裁判で証言するという心理的負担を克服することを助けるようにトレーニングされた犬が、7月に東日本の法廷にまれな登場を果たしたと、司法関係筋が火曜日に述べた
*動詞helpは目的語または目的格補語に原型不定詞(toのない不定詞)をとることが多い
*court裁判/法廷cf. courthouse裁判所
*in court裁判で/出廷して:イディオムなので冠詞なし
*the psychological burden of testifying in court法廷で証言するという心理的負担:〔同格のof〕~という
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
今週の例文
The CEO made a rare appearance at the company’s year-end party.
そのCEOはその会社の忘年会でまれな登場を果たした
今週のフレーズ
make a rare appearance
まれな登場を果たす
出典:The Japan Times Oct. 7, 2020 KYODO
A dog trained to support child victims makes a rare court appearance.