今週のフレーズ「日本生まれのポンコツロボットコンテスト」からgain tractionを学ぶ

日本生まれの「ヘボコン」が世界的に勢いを増しています。

「ヘボ」は「ヘボい」から、「コン」は“competition(競技)”から来た造語で「すべての失敗は美しい」が「ヘボコン」のモットーです。

「ロボコン」がロボット技術のすばらしさを競うのであれば、「ヘボコン」はロボット技術のヘボさを競います。

興味深いですね。

そんな記事

Japan-born Hebocon, a battle between low-tech robots, gains global traction.

「ローテクロボット間のバトルである日本生まれのヘボコンが世界的な勢いを増す」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

さて、この記事のなかで

gain traction

「勢いを増す/好評を博す」

※traction「けん引力」

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 A born-in-Japan competition of low-tech clunky robots is gaining traction in many countries, spreading its motto that “All failures are beautiful.”

「ローテクのださいロボットの日本で生まれた競技が多くの国で勢いを増している、“すべての失敗は美しい”というそのモットーを広めて」

※born-in-Japan「日本で生まれた」:ハイフネイトは2つ以上の単語を1つの形容詞にする役割

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

The company had trouble breaking into the Japanese market, but their new products are now gaining traction, and they may soon be the market leader.

「その会社は日本市場に参入することに問題を抱えていた、しかし彼らの新製品は今や好評を博し、彼らはじきにマーケットリーダーになるかもしれない」

ヒット商品を生み出すことが企業の成長のために大きな役割を果たすのですね。

【今週のフレーズ】

gain traction

「勢いを増す/好評を博す」

出典:The Japan Times Aug. 2, 2017 KYODO

Japan-born Hebocon, a battle between low-tech robots, gains global traction.

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