【冠詞を極める】食べ物と冠詞の関係

今回は冠詞と食事の関係について学びます。

原則

breakfast / lunch / supper / dinner には原則冠詞は付かない

普通のランチやディナーを表すときは冠詞をつけません。

その中国料理店でランチを食べましょう。

⭕ Let’s have lunch at the Chinese restaurant.

🔺 Let’s have a lunch at the Chinese restaurant.

トムと私はその夜一緒にディナーを食べた。

⭕ Tom and I had dinner together that night.

🔺 Tom and I had a dinner together that night.

dinner「ディナー/正餐(せいさん)、夕食」は1日のうちの主要な食事のことを言う
日本では通常、夕食をディナーと呼びますが、国によっては昼食であることもある

例外

それではランチやディナーに冠詞がつくのはどのような時なのでしょうか?

ある特定の食事を指す場合はtheを伴います。

The breakfast Tom cooked for me was full of love.

トムが私に作ってくれた朝食は愛にあふれていた。

また、食事を表す単語の前に形容詞が付くとaを伴います。

We had a wonderful dinner at the Italian restaurant in Kagurazaka.

私たちは神楽坂のそのイタリアンレストランで素晴らしいディナーを食べた。

他にも冠詞のaがつく場合があります。こちらの記事にも目を通して下さい。

【特別?特別でない?】食事と冠詞の関係(その2)

ランチやディナーについての話題は会話で頻繁に登場します。 今回は食事にまつわる例文を使いながら、冠詞が名詞の具体性を表す例について説明をしていきます。 それでは…

食べるはeat? have?

通常、「食事をする」はeatではなくhaveであることにも注意してください。

eatを使うのは、例えば医者が患者に

What did you eat last night?

昨夜何を食べましたか?

と聞くような状況です。

食肉に冠詞は付かない

通常、beef(牛肉)、 pork(豚肉)、 chicken(鶏肉)には冠詞は付きません。

We mainly had beef at the restaurant.

私たちはそのレストランで主として牛肉を食べた。

私はそこで鶏肉と野菜を食べた。

I had chicken and some vegetables there.

ちなみにchickenに冠詞の“a”を付けると鶏肉ではなくニワトリになります。

I ate a chicken.

私は1羽のニワトリを食べた。

口を酸っぱくして言いますが、冠詞には気を付けましょう。

by 各務 乙彦

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