【主語に注意】covenientの取扱説明書

日本語の感覚で、英作文をしてしまうと、とんでもないイメージになる単語が英語にはあります。

今回はその代表格でもあるconvenientの取り扱いについて学びます。

convenient(都合がよい)はシーンを選ばずによく使われる形容詞ですよね。

では、クイズです。

「何時が都合良いですか?」を英訳すると。

A. What time are you convenient?

B. What time is convenient for you?

どちらが正解だと思いますか?

人を主語にとらないconvenient

何時が都合良いですか?→あなたは何時が都合いいですか→A. What time are you convenient?

とした方も多いと思います。

しかしこれはダメなのです。Aがダメな理由は最後に述べます。

convenient の意味は「(物や状態が)便利な、都合がよい」の意味で、基本、『人』を主語にとらない単語です。

よって、人を主語に取っていないB. What time is convenient for you? がまずは正解になります。

感覚を掴むためconvenientを使った例文をもう少し見てみましょう。

私は月曜日と木曜日が空いています。どちらの日があなたにとってより都合がよいですか?

 I’m free on Monday and Thursday. Which day is more convenient for you?

私があなたに送ったスケジュールがあなたにとって都合が良いかどうかお知らせください。

Please let me know if the schedule I sent you is convenient for you.

私は5時頃には行けます。あなたはご都合が良いですか?

 I can come along around 5:00. Would that be convenient for you?

人を主語にしたconvenient

さて、convenientの用法で「基本、『人』を主語にとらない」と書いてありましたね。この基本とはどういう意味でしょう。

そう、人をモノ扱いするのであれば使えてしまうのです。

He is as convenient as my old slippers.

彼は私の履き古しのスリッパと同じぐらい使いやすい。

She is convenient.

彼女は使いやすい。(希に性的な意味にもなる)

よって、A. What time are you convenient? のイメージは、

あなたが使いやすいのは何時だ?(希に性的な意味にもなる)

人を主語にしてはいけない単語で、人を主語にしてしまうと、こんなイメージになってしまいます。

怖いですね!

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