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【和製英語に注意】エキセントリック編

eccentric”を辞書で引くと「正確や行動が普通でないさま。ひどく風変わりなさま。変人。奇人。奇矯」と出てきます。

そしてこの単語は「エキセントリックな」という日本語にもなっていて、

「彼、エキセントリックだよね」=「彼、変だよね」

と、同調圧力文化の日本ではあまり良いイメージにはなりません。

日本語でのエキセントリックのイメージ

 

もちろん英語圏でも“He is eccentric.”は「彼、変だよね」という意味合いにもなりますが、他の人と違う行動や考え方を尊重する欧米文化においては「唯一的な/独創的な」と、良いイメージで使われることが多いのです。

シャーロック・ホームズやアインシュタインなどは、典型的な“eccentric”と言われています。

 

なので、何か人とは異なる行動をして

Oh, you are eccentric!

と言われたら、「変なヤツだな」という意味合いよりも「独創的だな!」という褒め言葉であることが多いのです。

ちなみに“eccentric”の語源は、

接頭辞ec(外)+語幹cen(中心)+形容詞接尾辞ic

で構成され、基本イメージは

「中心から離れた」→「風変わりな」→「ユニークな/独創的な」

という感じで広がります。

 

私はイギリスに語学留学していたときに、毎日同じパブに通って英語をマスターしました。

その時、同じ語学学校に通っていた何人かの日本人が日本人同士でいつも固まってテーブルに座っていたのに、私は彼らとは離れてカウンターに立ちイギリス人とひたすら話していました。もちろん日本人が嫌いだからではなく、英語を話したかったからです。

その時にイギリス人から何度か言われた言葉が、

“Otto, you are eccentric!”

私はこの言葉が「良い意味」で使われたと思っています。きっとほめられていたはずです・・・。

 

最後に“eccentric”を含む格言を記します。

If you are not rich, you are just weird, but if you are rich, you are eccentric.

「もしあなたがお金持ちではなかったら、ただの変人だが、あなたがお金持ちなら、異能の人だ」

by 各務 乙彦

 

【今週のフレーズ】パタハラに苦しむ父子家庭

日本に住んで、日本の企業で働いているカナダ人男性が、父親の育児休暇の権利を巡って企業と戦っています。

この問題は彼1人にとどまらず、多くの日本の働く男性にとっても大きな問題かもしれませんね。

そんな今週の記事

A Tokyo single father takes on paternity harassment.

「東京の独身の父親がパターニティハラスメントと戦う」

*take on A「Aを引き受ける/Aと戦う」
*paternity harassment「パターニティハラスメント」:この記事では「父親の権利の侵害/嫌がらせ」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

get to the point where A

Aするところまで来る」

という表現がでてきます。

 

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

I saw a lot of women in the company going through this and suffering like this, and I got to the point where I couldn’t stay silent.

「私はこの会社の女性の多くがこれを経験しそしてこのように苦しむのを見た、そして私は私が沈黙ではいられないポイントに達した

*go through A「Aを経験する」
*stay silent「黙っている」

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

After the politician lied and changed his opinions several times, it got to the point where the public didn’t believe anything he said.

「その政治家が何回も嘘をつき彼の意見を変えた後、状況は大衆が彼が言ったどんなことも信じないところまできた

*この“it”は「状況のit」

この文はある政治家を心に描いて作りました。さてそれは誰でしょう?

 

【今週のフレーズ】

get to the point where~

「~するところまで来る」

 

 

出典:The Japan Times  Nov. 2, 2017

A Tokyo single father takes on paternity harassment.

 

【和製英語に注意】ナイーブ編

 

今回は日本でもよく知られている「ナイーブ」という単語について学びます。

日本語の辞書を引くと「純真なさま。また、物事に感じやすいさま」と出てきます。「彼女はナイーブだ」と言うと、「彼女は純真だ」あるいは「彼女は物事に感じやすい」という解釈になり、「ナイーブ」が比較的「良い」イメージで使われています。

100%植物成分で優しく洗ってくれる石鹸のネーミングなんかにも使われていますよね。

しかし、これにネイティブは驚いてしまうそうです。

それは、この「ナイーブ」、形はほぼ同じものが英語にあっても、意味が英語と明らかに異なる「和製英語」の典型だからです。

 

英和辞典で“naive”を調べてみましょう。

「世間知らずの/考えが甘い/子供っぽい/幼稚な/だまされやすい/馬鹿正直な」

と、日本語の「ナイーブ」とは違う、ネガティブなイメージになっています。

“naive”の典型的な例文です

You are naive if you believe that everyone always tells the truth.

「皆がいつも本当のことを言うと信じるならば、あなたは幼稚だ」

面と向かって言われたらきつい感じですよね。

 

日本語の「彼女はナイーブだ」という内容を英語で言いたいときは、

❌ She is naive.

とは言わずに。

⭕ She is pure.「彼女は純粋だ」

⭕ She is innocent.「彼女は無垢だ」

⭕ She is sensitive「彼女は感受性が高い」

などが自然でしょう。

 

和製英語には注意が必要です。

by 各務 乙彦

 

【今週のフレーズ】セクハラ戦争勃発から”paradigm shift”を学ぶ

“Mark Halperin apologizes after sexual harassment claims” on CNN.com

アメリカの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインに対するセクハラの容疑が発端になり、セクハラを告発する人が相次いでいます。今、この時がセクハラとの戦争のターニングポイントになるのでしょうか。

そんな今週の記事

A turning point in the war on sexual harassment?

セクシャルハラスメントの戦争のターニングポイントなのか?

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

paradigm shift

パラダイムシフト

*「パラダイムシフト/発想の転換」:ある分野の中で、支配的な理論の基礎となる前提(パラダイム)が劇的に変化すること

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 It is hoped that this moment marks a paradigm shift in thinking about and reactions to such behavior.

今この時がそのような行いについての考えそしてそのような行いへのリアクションにおけるパラダイムシフトを記すことが望まれている。

*it:仮主語。that~:真主語
*thinking about (such behavior) and reactions to such behavior
*this moment「今この時」

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

There has been a paradigm shift in our company philosophy, and instead of focusing on production quantity, we are putting more effort into quality and customer service.

我が社の企業哲学にパラダイムシフトがあった、それで製造数量に焦点を当てる代わりに、我々は品質とカスタマーサービスにより多くの努力を注いでいる。

これぞ正にパラダイムシフトですね

 

【今週のフレーズ】

paradigm shift

パラダイムシフト

 

 

出典:The Japan Times  Oct. 30, 2017

A turning point in the war on sexual harassment?

 

【前置詞を極める】時間を表現する時の「at」「on」「in」の使い分け

これまで場所を表現する前置詞、“at”“on”“in”の使い分けについて学びました。

【前置詞を極める】場所を表現する時の“at”と“in”の使い分け

【前置詞を極める】”on”の使いかた

“at”「点」→ “on”「面」→“in”「空間」と順番に大きくなっていく感覚でしたよね。

この感覚は時間を表す時にも当てはまります。

at:ピンポイントで時間を示す

「時間」

I saw him at 8:00.

私は8時に彼を見た。

I saw him at noon. (noon:昼の12時)

I saw him at midnight. ※midnight(夜の12時)

例外

nightはざっくりした感じにも関わらずatを使います。これだけは例外として覚えて下さい。

I saw him at night.(night:多くの人が眠っている夜の遅い時間帯)

私は夜中に彼を見た。

on:やや特定して時間を示す

「日」「曜日」

I saw him on the 15th.

I saw him on September 15th. (何月何日の場合はthe 15thのtheが省略される)

I saw him on Sunday.

 

 in:ざっくりしたイメージで時間を示す

「週」「月」「季節」「年」

I saw him in the first week. (in the first week:第一週に)

I saw him in September.

I saw him in summer.

I saw him in 2016.

「午前」「午後」「夜の早い時間帯」

I saw him in the morning. (the morning: 一般的に日の出から正午くらいまでの午前)

I saw him in the afternoon. (the afternoon:一般的に正午から日暮れくらいまでの午後)

I saw him in the evening. (the evening:日暮れ頃から就寝するまでの時間帯)

このように整理しておくと丸暗記の必要がなくなりますね。

 

最後に「曜日」や「時間帯」などが組み合わさった時に使用する前置詞の例を示します。

I saw him on Sunday morning. (Sundayの影響で前置詞は“on”)

I saw him on the morning of Sunday.(Sundayの影響で前置詞は“on”)

I saw him in the morning on Sunday.(in the morningとon Sundayが独立)

by 各務 乙彦

 

 

【今週のフレーズ】「中小企業を救うクラウドサービス」から”in line with A”を学ぶ

Image by Google

クラウドをベースとしたサービスが、中小企業を中心に広がっています。設備投資・維持・刷新に多額の費用をかける必要がないことが最大のメリットだということです。

そんな今週の記事

Cloud-based services are helping small Japanese firms boost worker efficiency

クラウドベースのサービスが小さな日本の会社がワーカー効率を上げることを助けている。

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

in line with A

Aの線に沿って

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

 

【今週の英文】

It is hiring more employees in line with a plan to increase its number of pubs to 200 by 2020 from the roughly 60 currently in the Tokyo area.

同社は現在東京エリアにある約60店舗から2020年までにパブのその数を200店舗に増やす計画に沿ってより多くの従業員を雇用している。

ここで言う“pub”は“Japanese style pub”、いわゆる「居酒屋」のことです。

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

We are making some improvements to our factories in line with new safety regulations.

我々は新たな安全規制に沿って我々の工場へのいくつかの改善を行っている。

*make some improvements「いくつかの改善を行う」
*safety regulations「安全規制」

 

【今週のフレーズ】

in line with A

Aの線に沿って

 

原文はこちらから

出典:The Japan Times Oct. 24, 2017  KYODO

Cloud-based services are helping small Japanese firms boost worker efficiency

 

【前置詞を極める】場所を表現する時の”on”の使いかた

 

前回、場所を示す前置詞で“at”は「点」、“in”は「空間」を表すと解説しました。

【前置詞を極める】場所を表現する時の“at”と“in”の使い分け

「”on“はどこにいったんだ!?」とご心配をされていたかと思います。

ご安心下さい。今から説明します。

【大前提】

on”は「面」を表します。

【〜に面した場所を表す】

on“はよく“at”「点」“in”「空間」の「中間的役割を果たす役割」と教えられますが、この覚え方をすると混乱の元になります。

まずはinatの関係のおさらいです。

inはざっくり

I live in Iidabashi.

私は飯田橋に住んでいる。

地域以上の国や都道府県もinを使います。

 

atは特定

I live at 2-18 Iidabashi.

私は飯田橋2-18に住んでいる。

特定されてる場合はatを使います。

 

onの場合は「〜に面している」イメージが強くなります。結果としてinatの中間的表現になることもありますが、ならないことも多いのです。

I live on Meijidori Street.

私は明治通り沿いに住んでいる。

道路の他にも川沿いや、海、湖などに面してる場合は”on“を使います。

I live on Biwako Lake.

私は琵琶湖のほとりに住んでいる。

inaton基本切り離して考えましょう。

【接触を表す】

on”「面」は、そこから派生して「接触」を表します。

注意して欲しいことは“on”から「〜の上」というイメージが持たれるのですが、それだけではないということです。

次の3つの英文の“on”はすべて「接触」を表します。

The pen is on the desk.

そのペンはその机の上にある。

The clock is on the wall.

その時計はその壁に掛けてある。

The fly is on the ceiling.

そのハエは天井にとまっている。

このように、“on”を「〜の上」とは訳さない場合は多々あります。

【乗り物などの公共性を表す】

ノンネイティブはバスや車は、車体の中にいるのだからどっちも”in“を使いたがるのですが、
ネイティブは「バスは公共のフィールドに接触している」というイメージを持ち”on“を使います。

車に乗るとき

I got in a car.

私は車に乗った。

バスに乗るとき

I got on a bus.

私はバスに乗った。

電車も同様に、”on a train”となります。

 

降りるときはinon の反対語であるoffout ofを使い分けます。

I got off a bus. ⇔ I got on a bus.

I got out of a car. ⇔ I got in a car.

間違いやすいので注意して下さい。

【空間認識としての使い分け】

しかしながら”in a train”でも間違いではありません。

in a trainを使う場合は、使う人の頭の中に電車の空間があり、その中に人がいるというイメージがあります。

ただの場所

He is on the train.

彼はその電車の中にいる。(ただの面の上)

空間強調したい場所

He is in the train.

彼はその電車の中にいる。

列車など公共の乗物を空間として捉えることは珍しいのですが、知識として知っておきましょう。

by 各務 乙彦

【今週のフレーズ】「核兵器廃絶国際キャンペーン」ノーベル平和賞受賞

ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」がノーベル平和賞を受賞しました。はかない夢であると言われがちな核兵器廃絶に強力なバックボーンが与えられた印象です。

日本の役割も重要ですね。

 

そんな今週の記事

ICAN says the world can.

「ICANは世界が出来ると言う」

*the International Campaign to Abolish Nuclear Weapons :ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」
*ICAN:アイキャン

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

build on A

Aを拡大させる」

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 The group built on its success by launching grass-roots anti-nuclear movements worldwide.

「そのグループは世界中に草の根の反核運動を立ち上げることによってその成功を拡大させた」

*「そのグループ」とはICAN

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

He built on the success of his local store by buying more stores to create a nationwide chain.

「彼は全国規模のチェーンを作るためにより多くの店を買収することによって彼の地元の店の成功を拡大させた」

最初は地方の一軒の店から始まったのですね。

 

【今週のフレーズ】

build on A

Aを拡大させる」

 

記事原文はこちらから

出典:The Japan Times  Oct. 11, 2017

ICAN says the world can.

【前置詞を極める】場所を表現する時の“at”と“in”の使い分け

 

 

場所を示す時に前置詞“at”か“in”の使い分けで迷ったことはありませんか?

今回は迷った時にイメージで瞬時に判断できる方法をお伝えします。

 

【大前提】

at”は「点」を表す

in”は「空間」を表す

 

I saw Mary at the cafe.

「私はそのカフェでメアリーに会った」

“the cafe”を「点」として捉えています。

 

I saw Mary in the cafe.

「私はそのカフェでメアリーに会った」

“the cafe”を「空間」として捉えています。

in”を使った場合は「そのカフェの中」であることを強調するときです。

 

どちらの英文も成立しますが、“the cafe”のイメージがまったく異なるのがわかりますね。

 

【名詞自体の特性】

I saw Mary at the shop.

「私はその店でメアリーに会った」

 

「建造物」などは「点」を表す“at”が使われることが多い

 

I saw Mary in Tokyo.

「私は東京でメアリーに会った」

地域などは「空間」を表す“in”が使われることが多い

 

【状況的判断】

「単なる場所」なのか「イベントが行われる場所」なのか

I saw Mary at the bar.

「私はそのバーでメアリーに会った」

“the bar”は「単なる場所」なので「点」を表す“at”が自然です。

 

We played billiards in the bar.

「私たちはそのバーでビリヤードをした」

“the bar”は「イベントが行われる場所」なので「空間」を表す“in”が自然です。

 

 

以上の3点を頭に描いて“at”と“in”を使い分けてください。

by 各務 乙彦

【今週のフレーズ】空港の託児所から「〜の要求を満たす」を学ぶ

仕事が非常に不規則な空港や航空会社の従業員を確保するために、空港内に託児所を設けるケースが増えているそうです。特に女性にとっては嬉しいことですね。

そんな今週の記事

Japan’s airports plan to open more day care centers on-site to promote employee retention.

「日本の空港は従業員の保持率を高めるために施設内により多くのデイケアセンターを開設することを計画している」

*employee retention「従業員の保持率」:従業員が就業し続ける割合
*on-site「施設内に」
*day care center「デイケアセンター/託児所」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

fulfill the demands of A

「Aの要求を満たす」

という表現がでてきます。

 

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 Because of this, many find it difficult to fulfill the demands of the job while trying to raise a family.

「このために、多くの人は家族を育てようとしながら仕事の要求を満たすことは難しいと感じている」

*it:仮目的語。to fulfill~a family:真目的語

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

The new department manager found it difficult to fulfill the demands of such an important position, so he soon left the company.

「その新しい部長はそのような重要なポジションの要求を満たすことは難しいとわかった、それで彼はすぐにその会社を去った」

彼にとってはよほどのプレッシャーだったのですね。

 

【今週のフレーズ】

fulfill the demands of A

「Aの要求を満たす」

 

出典:The Japan Times Oct. 6, 2017 KYODO

Japan’s airports plan to open more day care centers on-site to promote employee retention.