【to V? Ving?】不定詞と動名詞の使い分け(その3)
今回は不定詞と動名詞が持つニュアンスに追加をします。
不定詞の名詞的用法(to+V)は未来・意思に加えて行動に積極的なニュアンスが加わり、
動名詞(V-ing)は過去・経験に加えて行動に消極的なニュアンスが加わります。
この特徴は、目的語を不定詞にするのか動名詞にするのかを決定するときに役立ちます。
それを念頭において、以下の問題文に対応する適切な英訳を選択して下さい。
問題① 私は英語を勉強したい。
A. I want to study English.
B. I want studying English.
問題② 私は英語を勉強するのを避けた。
A. I avoided to study English.
B. I avoided studying English.
答えと解説
それでは回答と解説です。
今回の問題のように、動詞の目的語の形を選択するには、まず、その動詞が持つイメージを考えます。
問題①
「私は英語を勉強したい」は、「したい」→wantが使われています。
wantは積極的なニュアンスを持つ動詞なので、目的語には、
未来・意思・積極的なニュアンスを持つ不定詞の名詞的用法(to+V)を使用するのが適切です。
よって答えはAのI want to study English.が正解になります。
問題②
「私は英語を勉強するのを避けた」は「避ける」→avoidが使われています。
avoidには消極的なニュアンスが含まれる動詞なので、目的語には、
過去・経験・消極的なニュアンスを持つ動名詞(V-ing)を使用するのが適切です。
よってBのI avoided studying English.が正解になります。
このようにロジックを覚えておくと丸覚えする必要がなくなりますね。
総仕上げ
それでは最後に、目的語に不定詞をとる動詞と動名詞をとる動詞の一覧を以下に掲載します。
中にはrefuseやenjoyなど「おや?」と思う区分けもありますが、そこは例外として覚えてしまってください。
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