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【今週のフレーズ】空港の託児所から「〜の要求を満たす」を学ぶ

仕事が非常に不規則な空港や航空会社の従業員を確保するために、空港内に託児所を設けるケースが増えているそうです。特に女性にとっては嬉しいことですね。

そんな今週の記事

Japan’s airports plan to open more day care centers on-site to promote employee retention.

「日本の空港は従業員の保持率を高めるために施設内により多くのデイケアセンターを開設することを計画している」

*employee retention「従業員の保持率」:従業員が就業し続ける割合
*on-site「施設内に」
*day care center「デイケアセンター/託児所」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

fulfill the demands of A

「Aの要求を満たす」

という表現がでてきます。

 

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 Because of this, many find it difficult to fulfill the demands of the job while trying to raise a family.

「このために、多くの人は家族を育てようとしながら仕事の要求を満たすことは難しいと感じている」

*it:仮目的語。to fulfill~a family:真目的語

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

The new department manager found it difficult to fulfill the demands of such an important position, so he soon left the company.

「その新しい部長はそのような重要なポジションの要求を満たすことは難しいとわかった、それで彼はすぐにその会社を去った」

彼にとってはよほどのプレッシャーだったのですね。

 

【今週のフレーズ】

fulfill the demands of A

「Aの要求を満たす」

 

出典:The Japan Times Oct. 6, 2017 KYODO

Japan’s airports plan to open more day care centers on-site to promote employee retention.

 

日本語の「病院」と英語の”hospital”

 

知り合いのネイティブの顔色がすぐれません。

風邪を引いてるようです。

 

 

そんな時、

You’d better go to a hospital.

「病院に行った方がいいよ」

と言ったら、彼女はビックリします。

なぜでしょう。

 

 

実は英語圏での“hospital”は一応「病院」と訳されますが、入院設備があり手術などができる大きな病院を指します。

町中にある医院やクリニックのことではないのです。

したがって「風邪を引いて」“go to a(the)hospital”は彼らにとって、とても奇妙なアドバイスになるのです。

 

 

ちなみに

“a” hospitalは任意の(特定ではない)病院

“the” hospitalは話し手と聞き手が既にどこの病院か知っている、もしくは「病院」という種全体を特定しています。

 

風邪を引いて病院に行った方が良いという場合の適切な表現は

You’d better go to a (the) doctor.

You’d better go to a (the) doctor’s office.

You’d better go to a (the) clinic.

などです。

 

ちなみに「彼女は入院中です」は

She is in hospital.(イギリス式)

She is in the hospital.(アメリカ式)

となります。

 

よく知っているはずの英単語でも意外な落とし穴がありますね。

by 各務 乙彦

【今週のフレーズ】銃による年間死亡者数 日本:6名 米国:33,599名からthanks partly to Aを学ぶ

 

アメリカのラスベガスでアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きました。これからしばらくの間は銃規制の話が盛り上がるのでしょうが、おそらく今回も銃規制は難しいのでしょう。

ちなみに2014年の日本の銃による死亡者数は6名、アメリカは33,599名でした。

そんな今週の記事

Strict gun laws mean Japan sees fewer shooting deaths.

「厳しい銃規制法は日本がより少ない銃撃死を経験していることを意味する」

*see「見る/経験する」

「日本がより少ない銃撃死を経験する」≒「日本ではより少ない銃撃死が起こっている」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

thanks partly to A

「部分的にはAのおかげで」

という表現がでてきます。

 

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

Thanks partly to Japan’s ultra-strict gun-control laws, which ban possessing, carrying, selling or buying handguns or rifles, shooting incidents are rare in the country.

部分的には拳銃またはライフルを所持し、携帯し、売りあるいは買うことを禁じた日本の超厳しい銃規制法のおかげで、銃撃事件はこの国では希である」

*リスティングコンマ:A, B, C or D
A:possessing B:carrying C:selling D:buying
このA~Dの動詞のすべての目的語がhandguns or rifles

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

Thanks partly to the use of new CG technology, the movie earned record-breaking profits.

部分的には新しいCGテクノロジーの使用のおかげで、その映画は記録破りの利益を上げた」

最近のCGは実写と区別がつかないくらいに精密ですね。

 

【今週のフレーズ】

thanks partly to A

「部分的にはAのおかげで」

 

【本文はこちらから】

出典:The Japan Times  Oct. 3, 2017

Strict gun laws mean Japan sees fewer shooting deaths.

 

【パラフレーズ力養成講座入門】可算名詞の言い換え

 

英語では文中で重複表現を避けるため、言い換え:パラフレーズ(paraphrase)が多用されます。

そしてこのパラフレーズの流暢さで知性や教養が測られてしまいます。

文中で同じ表現ばかり使っていると「この人教養がないな」と思われてしまうのです。ビジネスでは致命的ですね。

 

このパラフレーズは単語を変えるだけではなく、主語を換えて文構造を変えたりと、やり方はたくさんあります。

今回はこの中から「パラフレーズ力養成講座」の入門として、数えられる名詞:可算名詞の言い換え方を見ていきます。

 

シンプルな重文で例を見てみましょう

Tom bought a car, and then Mary bought ”the car”.

→トムは車を買った、そしてその後メアリーが「その車」を買った。

これをパラフレーズします。

Tom bought a car, and then Mary bought ”it”.

→トムは車を買った、そしてその後メアリーが「それを買った。

この例の中の”the car”と“it”は「トムが買った車」を指しています。

一語だけですが換えてみると、くどさがなくなりました。

 

冠詞を変えてみます。

Tom bought a car, and then Mary bought ”a car”, too.

→トムは車を買った、そしてその後メアリーも「車」を買った。

パラフレーズします。

Tom bought a car, and then Mary boughtone”, too.

→トムは車を買った、そしてその後メアリーも一台買った。

これも”a car”の重複がなくなりスッキリしました。

あと、冠詞一つで意味がガラッと変わっているのにも注意して下さい。

 

“one”を使った例文をもう一つ見てみましょう。

I don’t have a pen. Can you lend me “a pen”?

→私はペンを持っていません。「ペン」を私に貸してくれませんか。

パラフレーズします。

I don’t have a pen. Can you lend me “one”?

→私はペンを持っていません。「一つ」私にかしてくれませんか。

“one”をこんな感じで会話で使いこなせると洗練された感じがします。

 

TOEICなどでも、言い換えを正確に把握する「パラフレーズ力」を問う問題は当たり前のように出てきます。

簡単なところからパラフレーズを始めてみましょう。

by 各務 乙彦

【今週のフレーズ】遭難で高額請求の急増から”call in”を学ぶ

 

最近の登山ブームの中で、登山者が事故に遭い、その捜索と救助のために高額の費用を支払うケースが増えているそうです。

専門家は登山の前に登山保険に入ることを強く勧めています。

最近は自転車に乗る人が自転車保険に入ることも推奨されています。

こんなところにも時代の変化を感じますね。

そんなThe Japan Timesの記事

Japan’s hikers are advised to get insurance to cover accidents and rescue costs.

「日本のハイカーが事故と救助の費用をカバーするための保険に入ることがアドバイスされている」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

call in

「呼ぶ/招集する」

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 If police or other public organizations are mobilized to deal with a mountaineering accident, taxpayers get the bill for search and rescue operations, but if private rescue teams are called in, the victim must pay the additional costs, which run very high.

「もし警察あるいは他の公共の組織が山岳事故に対処するために動員されたら、納税者が捜索と救助の作業のための請求書を受け取る、しかしもし民間のレスキューチームが招集されたら、その犠牲者は非常に高く付く追加費用を支払わなければならない」

get the bill for A「Aのための請求書を受け取る/Aの費用を支払う」
run high「(感情が)高まる/(支払が)高く付く」

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

The company’s staff members didn’t know how to use the new computer system, so experts were called in to conduct training programs.

「その会社のスタッフはその新しいコンピュータシステムの使い方を知らなかった、それでトレーニングプログラムを行うために専門家が呼ばれた」

急速に変化するハイテクにキャッチアップするのは大変ですよね。優れた専門講師は貴重な存在です。

 

【今週のフレーズ】

call in

「呼ぶ/招集する」

 

 

出典:The Japan Times Sep. 19, 2017 KYODO

Japan’s hikers are advised to get insurance to cover accidents and rescue costs.

 

【時制の一致】時制は平行に移動する

「時制の一致」という英文法用語を私は「時制の平行移動」と呼びたいのです。

ここでは「時制の平行移動」という観点から「時制の一致」をわかりやすく解説します。

 

前提条件として「時制の一致」は基本的に目的語(O)に名詞節が入ったときに起こります。

「時制の一致」の定義は主節の動詞が現在形から過去形に移動したとき、名詞節の動詞も平行移動することです。

 

例文①

I know that he will be busy.

「私は彼が忙しいだろうと知っている」

I knew that he would be busy.

「私は彼が忙しいだろうと知っていた」

 

ここでwillが現在?と思われる方がいらっしゃると思います。

学校文法では単純未来を表現できる「未来形の助動詞」だと習いますが、動詞・助動詞の未来形活用というものは存在しません。

will助動詞の原義は「主語の意思」を表すことで、単語自体は「現在形の助動詞」として区分されています。

今回の例文のケースでは主語が三人称(he,she)なので、「相手が目の前にいない状態で、 相手の意思を話者が推量する」という意味を持もちます。

 

他にも例文をみてみましょう。

例文②

I know that he is busy.

「私は彼が忙しいと知っている」

I knew that he was busy.

「私は彼が忙しいと知っていた」

例文③

I know that he was busy.

「私は彼が忙しかったと知っている」

I knew that he had been busy.

「私は彼が忙しかったと知っていた」

ここでの「had been」は「時制の一致」によって生じた「大過去」です。「過去完了」ではな

いことに注意してください。

 

これらの例でわかるように、日本語には「時制の一致」が起こっていません。

ですので、英語に変換するときはこの「時制の一致」に注意するようにして下さい。

by 各務 乙彦

 

【今週のフレーズ】遠隔医療の先端をいく日本から”lead the way in A”を学ぶ

2015年から病院に行かなくとも自宅、又はオフィスで診療を受けることができるシステムがスタートしました。

症状が安定している慢性的な病気に限られるようですが、そのような病気を抱える社会人にとっては、かなりの時間が節約できて嬉しい制度ですね。

 

そんな今週の記事

Clinics offer online consultations aimed at workers who can’t afford to wait.

「クリニックが、待つ余裕がない勤労者向けのオンライン診療を提供する。」

consultation「コンサルテーション/助言/診療」
can’t afford to do~「~する(金銭的/時間的)余裕がない」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

lead the way in A

Aにおいて道を先導する」

という表現がでてきます。

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 Reversing a longtime aversion, Japan is quickly embracing telemedicine, with young doctors leading the way in introducing consultations over the internet.

「長い間の反対をくつがえし、日本は素早く遠隔診療を受け入れている、若い医者たちがインターネットを通じた診療を導入することにおいて道を先導して

aversion「(強い)反対/反感」
*with A(名詞) + B(形容詞):AがBである状況で
A:young doctors
B:leading the way in introducing consultations over the internet
over the internet「インターネットを通じた」cf. on the internet「インターネット上の」

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

Our company puts great effort into research and development, and we are leading the way in creating new technology for use in medical practice.

「我が社は研究開発に多大な努力を注いでいる、そして我々は医療実践の使用のための新たなテクノロジーを創り出すことにおいて道を先導している

先端を走る企業にとってresearch and development「研究・開発」は生命線ですね。

 

【今週のフレーズ】

lead the way in A

Aにおいて道を先導する」

 

出典:The Japan Times Aug. 30, 2017

Clinics offer online consultations aimed at workers who can’t afford to wait.

 

3つの”used to”

 

「昔はこの川でよく泳いだもんだ」とか「バイトに慣れてきました」とかの日常的な表現に欠かせない“used to”。

でもこの用法、結構間違える人が多いんです。

“used to”は用法別に見比べると非常に覚えやすくなります。

それでは見ていきましょう。

 

①受動態としての用法(Be 動詞+used to+動詞の原形

<受動態>

The pen is used to write essays.

「そのペンはエッセイを書くために使われている」

<能動態>

She uses the pen to write essays.

「彼女はエッセイを書くためにそのペンを使う」

 

この“used”は動詞“use”の過去分詞形、そして“to write essays”は「エッセイを書くために」という不定詞の副詞的用法です。

したがって“used”と“to”は一つのまとまりではありません。

なので“ユーズドゥ” “トゥ”と区切って発音されます。ここはリスニングで見分ける時のポイントです。

 

 

 

②「よく~したものだ」という意味の用法(used to+動詞の原形

She used to write essays.

「彼女はよくエッセイを書いたものだ」

 

この“used to~”は「よく~したものだ」と、過去に習慣的に行われたことを表します。

Be動詞がないこと、そして“to”は「不定詞」として扱われるので、“~”には動詞の原形が入ることに注意してください。

発音は“ユーストゥ”です。

 

 

③「~に慣れている」という意味の用法(Be 動詞+used to+名詞

She is used to writing essays.

「彼女はエッセイを書くことに慣れている」

 

この”used to”はBe動詞を伴い、“to”は「前置詞」として扱われるので、“~”には名詞(動名詞)が入ります。

発音は“ユーストゥ”です。

 

ちなみにtoのあとに動詞の原形を入れてしまうと。

受動態の用法が発動してしまいます。

She is used to write essays.

「彼女はエッセイを書くために使われている」

・・・微妙な意味になってしまいますね。

これは多く見る間違いなので注意して下さい。

 

最後に3つの”used to”のまとめます。

まとめ

① 受動態用法:Be 動詞+used to+動詞の原形 (発音:“ユーズドゥ” “トゥ”)

②「よく~したものだ」用法:used to+動詞の原形 (発音:“ユーストゥ”)

③「~に慣れている」用法:Be 動詞+used to+名詞(発音:“ユーストゥ”)

 

これで“used to”の用法がスッキリ整理ができたのではないでしょうか。

by 各務 乙彦

【今週のフレーズ】「ずばりとそして限定なしに」を英語で表す

 

 

様々な発言や行動で物議を醸している米国のトランプ大統領ですが、ネオナチに対する反対の態度を明確にしなかったことが、これまでの様々な問題とは次元が違う強い反発を多くの方面から受けています。

特に米国では人権問題は重大マターになります。

 

そんな今週の記事

The U.S. president’s extraordinary failure

「合衆国大統領のとてつもない失敗」

から「今週のフレーズ」をお届けします。

 

さて、この記事のなかで

forthrightly and without qualification

「ずばりとそして限定なしに」

forthrightly「率直に/ずばりと」
without qualification「限定なしに/無条件で/徹底的に」

という表現がでてきます。

「躊躇せずにかつ徹底的に」何かを行うときの表現です。

 

実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。

【今週の英文】

 But most disturbing — indeed damning — was President Trump’s response to violence in Charlottesville, Virginia, and his inability to forthrightly and without qualification condemn neo-Nazi and racist demonstrators.

「しかしもっとも気掛かりな ― 実は破滅的なのは ― バージニア州シャーロッツビルの暴動へのトランプ大統領の反応、そしてネオナチや人種差別主義者のデモ参加者をずばりとそして限定なしに避難する彼の能力のなさであった」

 

 

それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。

【今週の例文】

We serve everyone forthrightly and without qualification, so our customers trust us.

「私たちは率直にそして徹底的に皆さまに奉仕します、それで私たちの顧客は私たちを信頼しています」

中途半端ではないことが成功の秘訣ですね

 

【今週のフレーズ】

forthrightly and without qualification

「ずばりとそして限定なしに」

 

 

出典:The Japan Times  Aug. 21, 2017

The U.S. president’s extraordinary failure

 

 

4つのWelcome

 

誰もが知っているwelcomeという単語。外来語「ウェルカム」として定着してますよね。

でもこの“welcome”は品詞で使い分がされているのをご存知でしたか?

今回は品詞別に4つの“welcome”を学んでいきます。

 

間投詞としての“welcome”「ようこそ」

例文

Welcome!「ようこそ」

Welcome to Japan!「ようこそ日本へ」

<帰省のときや海外から帰ってきたときなど>

Welcome home!「お帰りなさい」

間投詞の場合は動詞がない文になっていることに注意しましょう。

 

形容詞としての“welcome”「歓迎の/歓迎された」

例文

<Thank you.に対する決まり文句>

You’re welcome.「どういたしまして」

形容詞はBe動詞に続く「補語(C)」になるパターンと、名詞を修飾して「付加形容詞」になる用法があります

<補語(C)になる用法>

You are welcome to use my car.「私の車を喜んでお貸しします」

<付加形容詞になる用法>

We’re having a welcome vacation.「私たちはうれしい休暇を迎えている」

ちなみに付加形容詞とは名詞の前に直接つけられている形容詞のことで、まとめて名詞の役割をします。

動詞としての“welcome”「歓迎する」

例文

They welcomed me with a big party.「彼らは大きなパーティーで私を歓迎してくれた」

I welcomed the criticism.「私はその批判を歓迎した」

シンプルに動詞としての用法ですが、日本人で知っている人は意外に少ないです。

 

名詞としての“welcome”「歓迎」

例文

They gave me a hearty welcome.「彼らは私を心から歓迎してくれた」

I received a cold welcome from them.「私は彼らから冷たく迎えられた」

“a hearty welcome” と “a cold welcome”の対照が面白いですね。

 

以上です。これで“welcome”のワンランク上の使い分けができるようになりましたね!

by 各務 乙彦