【イメージの違いを学ぶ】studyとlearnの使い分け
studyとlearn。この2つの動詞は同じ学ぶという訳になりますが、異なるニュアンスを持っています。
どんなに勉強しても身につかないこともあれば、逆にまったく勉強しなくても身につくこともありますよね。
英語ではこれらの使い分けをはっきり行います。
studyとlearnの使い分け
それぞれの単語がもつイメージから学びます。
studyは「勉強する」という行為に重点が置かれます。
それに対しlearnは経験や勉強から「何かを身につけた」という状態に重点が置かれます。
この違いをいくつかの例文でご紹介します。
同義的用法
まずは、ほぼ同一のイメージで使われる場合です。
私は毎日曜日にそのスクールで英語を学んでいる。
⭕ I learn English at the school every Sunday.(身につけた)
⭕ I study English at the school every Sunday.(勉強した)
この2文はほぼ同じ意味ですが、勉強した結果、身についているのか、いないのかでは大きな違いがありますよね。
対比的用法
次にstudyとlearnの対比が明確に表せている例文です。
I studied English for 6 years during my school days, but I didn’t learn it at all.
私は学生時代に6年間英語を学んだ、しかしそれをまったく身に付けられなかった。
身に覚えはありませんか?
限定的用法
以下の例文は、それぞれの単語の用法が限定される場合です。
私は昨日5時間英語を学んだ。
❌ I learned English for 5 hours yesterday.(身につけた)
⭕ I studied English for 5 hours yesterday.(勉強した)
私は昨年テニスの仕方を学んだ。
⭕ I learned how to play tennis last year.(身につけた)
❌ I studied how to play tennis last year.(勉強した)
ただし、体育大学等でテニス理論を履修した場合は⭕
イメージの違いを把握できましたか?
できていれば、studyとlearnの使い分けを身につける(learn)ことができたわけです。
by 各務 乙彦
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