【関係詞をマスター】WhichとWhereの使わけ(その2)
前回の記事で
「東京は私が生まれた都市です」
を英文にする際は関係副詞:whereを使うのが正解だとお話ししました。
Tokyo is the city where I was born.
また、それを確認するために「もとの文」を作りましょうというお話もしました。
もとの文とは形容詞節の中に、それが修飾している先行詞を戻してできる文のことでしたよね。
確認をしてみましょう。
今回の文では形容詞節がwhere I was born、先行詞がthe cityなので
形容詞節の中に先行詞を戻して
もとの文の出来上がりです。
このもとの文の中でin the city(その都市で)は副詞です。
場所の副詞が先行詞になる時の関係詞はwhereで間違いありませんでしたよね。
これで確認は終わりです。
今回はここからもう一歩進んでみましょう。
in the cityは副詞ですが、その中のthe cityは名詞です。
ということは前置詞 in を文中に残してthe cityだけを先行詞にすれば関係代名詞:whichで文を作ることができるということになります。
パターン1
Tokyo is the city which I was born in.
東京は私が生まれた都市です。
ちなみに目的格whichは省略できるので
Tokyo is the city I was born in.
東京は私が生まれた都市です。
でもOKです。やや略式ですが会話ではこのパターンが多用されます。
パターン2
または、前置詞 in をwhichのすぐ前にもってきて
Tokyo is the city in which I was born.
東京は私が生まれた都市です。
このパターンの時はin whichを省略することができないので注意をして下さい。
こちらの形がよりフォーマルだと言われています。ビジネス文章などはこちらを使いましょう。
by 各務 乙彦
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