【今週のフレーズ】スティーブン・ホーキングは語る
著名な宇宙学者のスティーブン・ホーキング博士が亡くなりました。
重い病にかかり、言葉を発することができなくなった博士は、多くの独自の発想を世に残しました。
今回はその一つです。
そんな今週の記事
Stephen Hawking on:
「スティーブン・ホーキングは語る」
*Stephen Hawking on: = Stephen Hawking says on the subjects of A
「スティーブン・ホーキングがAという課題について語る」
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
〜 concerned
「関わっている〜/該当の〜」
という表現がでてきます。
ここの「関わっている」という意味のconcernedは〜に入る名詞を後ろから修飾します。
名詞を前から修飾する場合は「心配した」という意味になります。cf. concerned parents「心配した両親」
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
But there must be safeguards that the person concerned genuinely wants to end their life.
「しかし該当の人が心から彼または彼女の命を終えたいと思っているのかという安全対策はあるべきです」
*the person concerned「該当の人」:安楽死をしたいと考えている人 *genuinely「心から/本当に」
*safeguards「防衛手段/安全対策」 *their life = his or her life「彼または彼女の命」
この文はホーキング博士が「安楽死」について聞かれ、安楽死は認められるべきだと話した後、その注意点として述べたものです。
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
This is an important decision, so we must make sure that everyone concerned fully understands the background of the issue.
「これは重要な決定です、なので私たちは関わっている皆がこの問題の背景を完全に理解することを確実にしなければなりません」
重要なことに関しては、全員がその背景を共有することが大切ですね。
【今週のフレーズ】
〜 concerned
「関わっている〜/該当の〜」
出典:BBC.com ホーキング氏死去 世界的な物理学者が残した数々の名言
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