【実はニュアンスが結構変わる】veryとsoの使い分け
英語で「とても~だ」と言いたいとき、この「とても」の意味でveryを使うべきかsoを使うべきか考えたことがあるでしょうか。
veryとsoの間には大きな違いはないのですが、ニュアンスの違いがあります。
very
I’m very sorry I’m late.
遅くなって本当にすみません。
veryは客観的でフォーマルなニュアンスがあり、どんな場面でも使うことができます。
ただその分、形式的で感情がこもっていないと思われる可能性もあります。
so
I’m so sorry I’m late.
遅くなって本当に本当にごめんなさい。
soは個人的で口語的で若干大げさなニュアンスがあります。
その分相手に自分の気持ちを伝えやすいのですが、正式な場面でのsoの多用には注意が必要です。
違いをイメージで学ぶ
それではveryとsoのニュアンスの違いがわかりやすいようにイラスト付きで例を挙げていきます。
疲れた
I’m very tired.
私はとても疲れた。
(とても疲れたということを単純に表しているイメージ)
I’m so tired.
私はとても疲れた。
(机にバタンとうつぶして、もうこれ以上は無理というイメージ)
寒い
It’s very cold today.
今日はとても寒い。
(天気として今日は寒いと言っているイメージ)
It’s so cold today.
今日はとても寒い。
(ブルブルと震えて言っているイメージ)
美しい
She is very beautiful.
彼女はとても美しい。
(彼女の容姿を客観的に述べているイメージ)
She is so beautiful.
彼女はとても美しい。
(一目惚れしそうだと言いたいようなイメージ)
難しい
The test was very difficult.
テストはとても難しかった。
(そのテストが相対的に難しかったというイメージ)
The test was so difficult.
テストはとても難しかった。
(そのテストが難しくてたぶん不合格だろうというイメージ)
英語がかなり得意な人でもveryとsoの微妙なニュアンスの違いを理解している人は少ないようです。
今回は他の人に差をつけるチャンスですよ!
by 各務 乙彦
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