【刺身で交流】日本食文化の伝え方
四方を海に囲まれた海洋立国日本。海から多くの恵みを受けており、新鮮で豊富な海産物はその中の一つです。刺身や寿司はそんな地理が生んだ我々のソウルフードと言えるでしょう。
そんな日本の食文化を外国人に紹介する際、
We eat fish raw.
私たちは魚を生で食べます。
I like raw fish.
私は生魚が好きです。
などと舌っ足らずに説明してしまいます。
この説明、私達には 魚を生で食べる=刺身か寿司で食べる がわかっているのでいいのですが、
多くの外国人にはこのようなイメージが想像されてしまいます。。。
sashimi
それではどう説明すればよいのでしょうか?
最近はありがたいことにsashimiもSushiと同様に世界で通用するようになってきました。
なので最初に、
I like sashimi.
私は刺身が好きです。
と、探りを入れてみて、相手がそれで理解すればそれでOK。
もし相手が理解しない場合は
I like sashimi. It’s a Japanese dish which is bite-sized pieces of sliced raw fish.
私は刺身が好きです。それは一口サイズにスライスされた生魚である日本の料理です。
と説明しましょう。
ついでに寿司の説明も覚えてしまってください。
Sushi is bite-sized balls of rice with sashimi on it.
お寿司はお刺身がその上に乗っている一口サイズのライスボールです。
あとがき
実は今回のraw fishの話しは、私がイギリスに語学留学していたときにあるホームステイ先の食事中に実際に起こったことです。40歳代のご夫婦と中学生の息子の家庭で、皆で夕食を食べていたときに私が
We eat raw fish in Japan.
と言ったら、
奥さんと息子は瞬時にすごい顔になり凍り付きました。
私は何が起こっているのかわからずに戸惑っていると、ご主人が少し考えた後に、
Well, we eat oysters raw, then why not fish.
私たちはオイスターを生で食べるよね、だったら魚だって。
と救いの手を差し伸べてくれて、その後のやりとりでやっとお刺身を理解してもらえました。
本場のジェントルマンはフォローも一流ですね。
by 各務 乙彦
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