【まずは日本語で基礎固め】形容詞と副詞の見分け方
言語を学習するときに最も基礎となるのが名詞・動詞・形容詞・副詞などの品詞です。
しかし、この中で形容詞と副詞に関しては混同している人が多いように見受けられます。
今回は英語の品詞を見極める過程として、日本語で日本語の品詞を見分ける方法を学習します。
実力テスト
初めに形容詞と副詞がこんがらがってないかテストします。
日本語で形容詞・副詞を当ててみましょう
完璧な[ ] / 穏やかに[ ] / ひどく[ ]/ 強い[ ] / 静かな[ ] / 遅い[ ]/ 完璧に[ ] /厳しい[ ] / 大胆な[ ] / 強く[ ]
ヒント:形容詞は名詞を修飾し、副詞は動詞を修飾します
形容詞
形容詞は名詞を修飾します。修飾とは情報を追加することです。
よって形容詞の後に名詞を並べたとき、名詞に情報が追加されており、しっくりくるかが見分け方になります。
例
⭕ ひどい 物語 (しっくりくる)
❌ ひどく 物語(情報は加わっているがひどくは副詞なのでしっくりこない)
形容詞の例
完璧な(perfect) / 自然の(natural)/ 強い(strong)/ 全世界の(global)/ 静かな(quiet)/ 遅い(slow)/ 厳しい(strict)/ 大胆な(bold)/ 勇敢な(brave)/ 穏やかな(calm)/ ひどい(terrible)/ 形式的な(formal)/ 定期的な(regular)
副詞
副詞は動詞に情報を与えます。
よって副詞の後に動詞を並べたときに、動詞に情報が追加されており、しっくりきているかが見分け方になります。
例
⭕ 静かに 歩く(しっくりくる)
❌ 静かな 歩く(情報は加わっているが静かなは形容詞なのでしっくりこない)
副詞の例
完璧に(perfectly)/ 自然に(naturally) / 強く(strongly) / 全世界に(globally)/ 静かに(Iquietly)/ 遅く(slowly) / 厳しく(strictly)/ 大胆に(boldly)/ 勇敢に(bravely)/ 穏やかに(calmly)/ ひどく(terribly)/ 形式的に(formally)/ 定期的に(regularly)
実力テスト答え
日本語なので見分け方さえ掴めば何も難しくありませんよね。
完璧な[形] / 穏やかに[副]/ ひどく[副]/ 強い[形] / 静かな[形] / 遅い[形]/ 完璧に[副] /厳しい[形] / 大胆な[形] / 強く[副]
日本語で品詞が区別できるようになると、英語の応用は簡単です。
下記の記事も一読しておいてください。
by 各務 乙彦
東京 新宿区で英会話を学ぶならグローバルスクエア
なぜ多くの日本人が英語に苦手意識を持っているのか? その答えは、日本語と英語の仕組みの違いにありました。
グローバルスクエアでは30年にわたって、それらの仕組みの違いを研究。導き出した英語習得メソッドの実践を通じて「文構造力」を身に付けることにより、自然と英語の内容を把握することを可能にしました。
私たちはそのメソッドを、より多くの方々にご体験いただけるよう、レッスンの無料体験を毎週実施しております。まずは一度、無料体験をお試しください。今までの英語への意識ががらりと変わります。