【冠詞を極める】人名と冠詞の5つ関係
通常、固有名詞である人名には冠詞は付きません。
しかし冠詞を付けることにより、その人に特別なニュアンスを持たせることができます。
今回は冠詞+人名でニュアンスを含ませる5つの方法を学びます。
人名につく5つの冠詞
① a + 人名:という人
冠詞 a + 人名で、「私は会ったことがないし、知らない 〇〇という名前の人」というニュアンスを持たすことができます。
A Yuriko Koike called you at 3:30.
”こいけ ゆりこ”という人が3:30にあなたに電話してきました。
② a + 象徴人名:のような
同じく冠詞 a + 何かを象徴する人名の組み合わせで、「〇〇のような△△」というニュアンスにもなります。
- a Hitler → ヒトラーのような独裁者
- a Gandhi → ガンディのような非暴力主義者
- a Babe Ruth → ベーブ・ルースのようなホームランバッター
She is a real Nightingale.
彼女は正にナイチンゲールのような白衣の天使です。
ナイチンゲールを理想的な看護師の象徴ととらえた場合
③ a + 形容詞+人名:人
冠詞 a +形容詞+人名で、人名を形容詞で切り取り、普通名詞にすることができます。
- a rich Maezawa → 富豪の前澤
- a world Matsui → 世界の松井
- a cowardly Fujiki→ 卑怯な藤木
I’ll show you a big Yazawa next time.
次回はビッグな矢沢を見せてやる。
人名「矢沢」が形容詞bigによって切り取られて普通名詞化
:矢沢は矢沢でもビッグな矢沢
④ the + 人名:あの(有名な)
人名にtheを付けることで、ただ者ではないというイメージを出します。
That woman over there is the Yuriko Koike.
あそこにいる女性はあの小池百合子さんです。
⑤ the + 名字+s:〇〇一家・〇〇一族
冠詞 the に 名字で家族、一族を表せます。名字のあとにsを付けるのを忘れないようにしてください。
The Tanakas went to Tokyo Disneyland for their spring vacation.
田中一家は春休みに東京ディズニーランドに行った。
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