be動詞+to不定詞用法のシンプル習得
「be動詞 + to+動詞の原型」の形は知ってるけど、理解が曖昧なままにされている方が多いように見受けられます。
be動詞+to不定詞からは予定・運命・義務・意図・可能という5つの意味が派生するのですが、この整理がついていないのが原因と考えられます。
でも、5つもの用法を一つ一つ丸覚えするのは大変ですよね。
今回はコアイメージから、この5つの意味をシンプルに理解する方法をお話しします。
英語学習で言うコアイメージとは「単語やその組み合わせが持つ意味の中核」と定義する
be動詞+不定詞のコアイメージ
be動詞+to不定詞の組み合わせが持つコアイメージは「~することになっている」です。
このイメージの中には、話し手の意図が含まれないことがポイントです。
例文を使い、このコアイメージ「〜することになっている」から、予定・運命・義務・意図・可能を連想していく感覚を身につけましょう。
予定
The next meeting is to take place in Room 3.
次のミーティングはルーム3で行われることになっている。
→次のミーティングはルーム3で行われる予定だ。
「話し手が決めたわけではない予定である」というニュアンスが含まれる。
運命
You are never to see her again.
あなたは二度と彼女に会わないことになっている。
→あなたは二度と彼女に会わない運命だ。
話し手は客観的状況を述べているだけ。運命のニュアンスは文脈から発生する。
義務
He is to finish this job by noon.
彼は正午までにこの仕事を終わらせることになっている。
→彼は正午までにこの仕事を終わらせる義務がある。
話し手の意思としてではなく、客観的状況がそうであることを述べている。
意図
If you are to avoid bankruptcy, talk to her.
もしあなたが倒産を避けることになっているのなら、彼女に相談しなさい。
→もしあなたが倒産を避けるつもりならば、彼女に相談しなさい。
話し手の意思ではない。また相手が実際にそう思っているかどうかも考慮に入れていない。
可能
Her wallet was nowhere to be found.
彼女の財布はどこにも見つけられないことになっていた。
→彼女の財布はどこにも見つけられなかった。
話し手は客観的状況を述べているだけで、「見つけられた/見つけられなかった」というニュアンスは文脈から発生する。
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