
友人に道でバッタリ会ったときに「アッ、髪を切ったね。」は英語でなんと言いますか?
答えは
させる動詞(使役動詞)のhaveを使って表現します。
have(持つ)”トン”と非強制だが促す感じ

I had Mary go shopping.
私はメアリーがショッピングに行く状態を持った。
↓↓↓
私はメアリーをショッピングに行かせた。【非強制】
haveは トンと肩を叩いたらスッと自然に動き出すイメージ。
このときメアリーはショッピングに「行きたい」も「行きたくない」もなくニュートラルな状態で、
「メアリー、ショッピングに行ってきて」と肩をトンと叩いたら、
「了解」と言って、自然に動き出すイメージです。
させる動詞ではこのhaveがもっともよく使われます。
状況に応じて「~させる」あるいは「~してもらう」と、2通りに訳せるのが特徴の一つで、
これはmakeとletにはない特徴です。
I had Tom cut my hair.
私はトムが私の髪を切る状態を持った。(直訳)
私はトムに私の髪を切ってもらった。
cutは原形不定詞:toのない不定詞
トム=私の髪を切る:Tom = cut my hair
I had my hair cut.
私は私の髪が切られる状態を持った。(直訳)
私は私の髪を切ってもらった。
cutは過去分詞
私の髪=切られる: my hair = cut
他にも例文を見ていきます。
Please have John do the job.
ジョンにこの仕事をやらせてください。
Please have this job done by tomorrow.
この仕事を明日までに終わらせてください。
自分でもこのhaveを使って英文を作ってみましょう。
次回は強制のさせる動詞makeを解説します。
by 各務 乙彦
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