【ぴしゃりと違う】closeとshutの使い分け
closeもshutも閉じるという意味の動詞ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。
今回はその動詞としての使い分けと、関連としてcloseの形容詞的用法を学びます。
closeとshutの使い分け
早速それぞれの例文を見てみましょう。
close:閉める(静かにしっかりと閉める)
Please close the door when you go out.
外に出るときはドアを(しっかり)閉めてください。
shut:閉める(素早くぴしゃりと閉める)
Shut the door before the dog gets out!
犬が外に飛び出す前に、ドアを(すぐに)閉めて!
次の比較になると、更にはっきりした違いがわかります。
close
Close your mouth.
口を閉じてください。
shut
Shut your mouth!
黙れ!
Shut your mouth! からShut up!(黙れ)というイディオムに発展
全然違ってきますよね。
closeの形容詞的用法
それでは関連付けて今回学んだcloseの形容詞的用法も覚えてしまいましょう。
close(閉じる)という動詞から、closed(閉じられた)→ (閉まった)という形容詞が派生します。
The store is closed.
その店は閉まっている。
これでよくお店の前にある看板がclosedである意味がわかります。
ちなみに営業中を表すのはopen[形容詞]です。
The store is open.
その店は開いている。
英語では開いている状態は普通の形容詞、閉じている状態は閉じられているという過去分詞の形容詞、輝いているは現在分詞の形容詞になることに注意しましょう。
普通の形容詞
Her eyes are open.
彼女の目は開いている。
過去分詞の形容詞的用法
Her eyes are closed.
彼女の目は閉じている。
現在分詞の形容詞適用法
Her eyes are shining.
彼女の目は輝いている。
このように受動態・進行形を形容詞ととらえることができると、英語の微妙なニュアンスを理解することができます。
by 各務 乙彦
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