品詞を知れば英語が近づく!名詞を極める編
英語を学ぶときに品詞を理解している、していないで、単語の定着度合いや、会話などの実用面で大きな差がでます。
このシリーズで品詞を極めて、今後の効率的な英語学習に役立ててください。
ちなみに、ここで言う品詞とは、名詞・動詞・形容詞・副詞の4つです。
今回のポイント
まず、各品詞を学ぶ前に語・句・節を理解します。
語:単語が1つの品詞として働くもの
句:主語+動詞の形式を持たない2語以上のまとまりで、それが全体で1つの品詞として働くもの
節:主語+動詞の形式を持つ2語以上のまとまりで、それが全体で1つの品詞として働くもの
品詞と聞くと語を思い浮かべますが、句も節も品詞であることを認識してください。
名詞編
名詞とは→事物の名称を表す
名詞の種類
名詞の種類は6種類
①名詞:語:(例) man「男」
②代名詞:語:(例) he「彼」
③動名詞:語または句:(例)swimming「泳ぐこと」
④不定詞の名詞的用法:句 :(例)to study English「英語を勉強すること」
⑤疑問詞+不定詞:句 :(例)what to do「何をすべきかということ」
⑥名詞節:節 :(例)that he bought the car「彼がその車を買ったということ」
名詞がおける場所
名詞は文の主語(S)目的語(O)補語(C)に置くことができます。
実際に6種類の名詞をそれぞれの場所に入れた例文を見ていきましょう。
主語(S)に6種の名詞をおく
①名詞をSにおく
The man is Tom.「その男はトムです」
②代名詞をSにおく
He is Tom.「彼はトムです」
③動名詞をSにおく
Swimming is my hobby.「泳ぐことは私の趣味です」
④不定詞の名詞的用法をSにおく
To study English is important.「英語を勉強することは大切です」
仮主語使用:It is important to study English.
⑤疑問詞+不定詞をSにおく
What to do is my question.「何をするべきかということが私の疑問です」
⑥名詞節をSにおく
That he bought the car is surprising「彼がその車を買ったということは驚くべきことです」
仮主語使用:It is surprising that he bought the car.
同様にOとCに入れた場合を見ていきます。
目的語(O)に6種の名詞をおく
①I know the man.
「私はその男を知っている」
②I know him.
「私は彼を知っている」
③I like swimming.「私は泳ぐことが好きだ」
④I want to study English.
「私は英語を勉強したい」
⑤I know what to do.
「私は何をすべきか知っている」
⑥I know that he bought the car.
「私は彼がその車を買ったということを知っている」
補語(C)に6種の名詞をおく
①Tom is the man.
「トムはその男です」
②Tom is he.
「トムは彼です」
③My hobby is swimming.
「私の趣味は泳ぐことです」
④The important thing is to study English.
「大切なことは英語を勉強することです」
⑤My question is what to do.
「私の疑問は何をするべきかということです」
⑥The fact is that he bought the car.
「事実は彼がその車を買ったということです」
名詞は文の主役とも言われています。ぜひ使いこなしてください。
by 各務 乙彦
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