「母国にとどまるための戦い」からborn the son of Aを学ぶ
日本は外国人を受け入れることに厳しい国ですが、日本生まれで、日本育ちのタイ人少年が、日本人を含む多くの支援者に助けられ、今、日本残留のために戦っています。
そんな今週の記事
A Japan-born Thai teenager fights to remain at ‘home’ despite a deportation order
日本生まれのタイ人ティーンエイジャーが国外退去命令にもかかわらず「母国」に留まるために戦っている。
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
born the son of A
Aの息子に生まれる
という表現がでてきます。
この表現は born as the son of Aのasが省略されています。(省略されるのが普通)
Aに入る名詞は「名前」ではなく、「職業」や「立場」であることがほとんどです。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
Despite the court’s ruling, Won, who was "born the son of a visa overstayer" from Thailand has never blamed the country he calls home.
その裁判所の判決にもかかわらず、タイから来たビザオーバーステイヤーの息子に生まれたウォンは彼が母国と呼ぶ国を一度も責めたことはない。
*visa overstayer「ビザオーバーステイヤー/ビザ切れ不法滞在者」
*彼が母国と呼ぶ国=日本
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
John was "born the son of a poor farmer", but he learned how to make smart investments, and now he is rich.
ジョンは貧しい農夫の息子に生まれた、しかし彼はスマートな投資の仕方を学び、そして彼は今や金持ちだ。
*smart「スマートな/賢い」
大金持ちの経歴紹介によく登場する表現です。
【今週のフレーズ】
born the son of A
Aの息子に生まれる
出典:The Japan Times Feb. 16, 2017
A Japan-born Thai teenager fights to remain at ‘home’ despite a deportation order
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