「君の名は。」からat home and abroadを学ぶ
日本映画「君の名は。」が中国で大ブレークしています。
そもそも中国当局が上映を許可する外国映画の数が極端に少なく、しかもその許可までに時間がかかるのですが、「君の名は。」は異例の速さで上映が許可されたそうです。
中国の人々の日本に対する考え方の変化とともに、中国政府の日本に対する考え方の変化も、「君の名は。」から見えてきますね。
さて、今週は
““Your Name. ” becomes the No. 1 grossing Japanese film in China.”
「『君の名は。』は中国で No. 1の興行収益を上げている映画になる。」
から「今週のフレーズ」をお届けします。
この記事のなかで
at home and abroad
「国内と海外で」
という表現がでてきます。
簡単ですが、日本人がなかなか使えない表現です。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
“It was first released in Japan in late August, and since then, it has become a cultural sensation at home and abroad.”
「それは8月下旬に日本で最初に封切られた、そしてそれ以来、それは国内そして海外で文化的センセーションになった」
この文の“it”は“Your Name.”「君の名は。」のことです。
“become a cultural sensation”
「文化的センセーションになる」
この表現も何かとビジネスに使えるかもしれませんね。
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
“Pikotaro’s “PPAP” is becoming a cultural sensation at home and abroad.”
「ピコ太郎の“PPAP”は国内と海外で文化的センセーションになっている」
国内よりも先に海外から始まった、意外な大ブレークでした。
【今週の表現】
“at home and abroad””
「国内と海外で」
出典:The Japan Times Dec. 17, 2016 KYODO
“Your Name. ” becomes the No. 1 grossing Japanese film in China.