「台湾総統選 反中国派圧勝」からfeel ambivalent towardを学ぶ
1月11日に行われた台湾総統選で、中国政府による支配「一国二制度」を拒否する蔡英文氏が、親中派の対立候補に史上最多得票数で圧勝しました。
香港に対する中国の抑圧的な態度と収拾のつかない混乱が、多くの台湾人に警戒心と反発を与えた結果となったのでしょう。
しかし、面子を潰されたと外交や経済で台湾を締め付けかねない国ですので、今後の動向には警戒が必要でしょう。
そんなThe Japan Timesの記事、
Tsai Ing-wen's electoral secret weapon: pro-Japanese youths
蔡英文の選挙の秘密兵器:親日の若者たち
Tsai Ing-wen:蔡英文(さい・えいぶん)
から今週のフレーズをお届けします。
さて、この記事のなかで
feel ambivalent toward A
Aに対して相反して感じる
相反して感じる=良い感情と悪い感情の両方を感じる
という表現がでてきます。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
今週の英文
Many of them also feel ambivalent toward the Communist-ruled mainland, especially since the leadership led by Chinese President Xi Jinping considers self-governing, democratic Taiwan a renegade province awaiting re-unification.
彼らの多くはまた、共産党に統治された中国本土に対して相反して感じている、特に習近平中国国家主席によって率いられる指導者たちが、自治的で民主的な台湾を再統一を待ち望んでいる反乱地域と見なしているので。
Xi Jinping(シー・チンピン):習近平
「再統一を待ち望んでいる反乱地域」とは中国本土が一方的に、台湾の多くの国民は再統一を待ち望んでいるのに、一部の反乱分子によりそれが妨害されている地域であると見なしていること。
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
今週の例文
The customers surveyed felt ambivalent toward the new restaurant; they said the atmosphere was fairly comfortable, but the food was only so-so.
その調査された顧客たちはその新しいレストランに対して相反して感じていた;彼らが雰囲気はまずまず心地よかった、でも食べ物がまあまあの程度だったと述べて。
[;]セミコロン:and / butの代わりに用いられる記号
and / butよりも前後の文の対比、関連性を強調する
今週のフレーズ
feel ambivalent toward A
Aに対して相反して感じる
出典:The Japan Times Jan. 12, 2020 KYODO
Tsai Ing-wen's electoral secret weapon: pro-Japanese youths
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