ハリルホジッチ電撃解任から「AをBの原因として挙げる」を学ぶ
ハリルホジッチ氏が突然、サッカー日本代表の監督を解任され、西野氏が新たな監督に就任しました。
彼の解任は選手とのコミュニケーション不足が最大の原因のようですが、この問題はまだしばらく尾を引きそうですね。
そんな今週の記事
Japan turns to Nishino ahead of the World Cup.
「日本はワールドカップを前にして西野に乗り換える」
*turn to 〜「〜の方を向く/〜に頼る/〜に乗り換える」
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
cite A as the reason(s) for B
「AをBの原因(理由)として挙げる」
という表現がでてきます。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
“There is always a risk when you change managers,” JFA President Kozo Tashima told reporters at a packed news conference in Tokyo, citing poor results and a lack of “communication and trust” with the players as the reasons for Halilhodzic’s dismissal.
「“監督を換えるときはいつもリスクがある”と、田嶋幸三JFA会長は記者に東京の満員の記者会見で語った、低調な結果と選手とのコミュニケーションと信頼の欠如をハリルホジッチの解任の理由として挙げて」
*change managers「監督を換える」:「換える」場合は2人の監督が存在するので複数形
*一般のyou:この文のyouは「人は」という意味の「一般のyou」で通常訳さない
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
The manager cited poor marketing and a downturn in the economy as the reasons for the company’s decrease in income this year.
「マネージャーは不十分なマーケティングと経済の低迷を会社の今年の収入における減少の原因として挙げた」
*poor marketing:不十分なマーケティング
*downturn:(景気などの)低迷/悪化
【今週のフレーズ】
cite A as the reason(s) for B
「AをBの原因(理由)として挙げる」
出典:The Japan Times Apr. 09, 2018
Japan turns to Nishino ahead of the World Cup.