「トランプの失敗」から「ずばりとそして限定なしに」を学ぶ
様々な発言や行動で物議を醸している米国のトランプ大統領ですが、ネオナチに対する反対の態度を明確にしなかったことが、これまでの様々な問題とは次元が違う強い反発を多くの方面から受けています。
特に米国では人権問題は重大マターになります。
そんな今週の記事
The U.S. president’s extraordinary failure
「合衆国大統領のとてつもない失敗」
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
forthrightly and without qualification
「ずばりとそして限定なしに」
*forthrightly「率直に/ずばりと」
*without qualification「限定なしに/無条件で/徹底的に」
という表現がでてきます。
「躊躇せずにかつ徹底的に」何かを行うときの表現です。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
But most disturbing — indeed damning — was President Trump’s response to violence in Charlottesville, Virginia, and his inability to forthrightly and without qualification condemn neo-Nazi and racist demonstrators.
「しかしもっとも気掛かりな ― 実は破滅的なのは ― バージニア州シャーロッツビルの暴動へのトランプ大統領の反応、そしてネオナチや人種差別主義者のデモ参加者をずばりとそして限定なしに避難する彼の能力のなさであった」
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
We serve everyone forthrightly and without qualification, so our customers trust us.
「私たちは率直にそして徹底的に皆さまに奉仕します、それで私たちの顧客は私たちを信頼しています」
中途半端ではないことが成功の秘訣ですね
【今週のフレーズ】
forthrightly and without qualification
「ずばりとそして限定なしに」
出典:The Japan Times Aug. 21, 2017