
前置詞(at / on / inなど)と名詞が接合したものを前置詞句と言います。
たとえば、
on the table
そのテーブルの上の/そのテーブルの上に
が前置詞句です。
さて、今回はこのon the tableを軸に、前置詞句 の4つの用法を学びます。
たった4つしかないのでこれを機会に覚えてしまいましょう。
①主格補語としての用法
この英文は第二文型(S V C)で、主語(S)=主格補語(C)の文構造を持ちます。

つまりthe cat = on the table、「その猫」=「そのテーブルの上にいる」という文構造です。
主としてBe動詞がこの構造になります。
②目的格補語としての用法
この英文は第五文型(S V O C)で、目的語(O)=目的格補語(C)の文構造を持ちます。

つまりthe cat = on the table、「その猫」=「そのテーブルの上にいさせる」という構造です。
このSVOC文型は苦手とする人が多いので、これを流暢に使いこなせると一目置かれます。
③形容詞句としての用法
このon the tableはthe catを後ろから修飾して
the cat on the table
そのテーブルの上の猫
という名詞のかたまりを作っています。

名詞を修飾する句なので、このon the tableを形容詞句と呼びます。
④副詞句としての用法
この文の場合on the tableはsleepという動詞を修飾しているのが解ります。

動詞を修飾する句なので、このon the tableを副詞句と呼びます。
前置詞句の用法は以上です。整理はできましたか?
例文を参考にしてご自分でも英文作りにチャレンジしてみてください。
by 各務 乙彦
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