【上から目線になってませんか?】mayとcanの使い分け

肯定文で使われるYou may~You can~はともに「~してもよい」という訳になりますが、含まれる意味合いは大きく異なります。

たまに、上品な物言いだと勘違いしてmayを使われている人がいますが、とんでもないのですよ。

肯定文のmay

mayのコアイメージは上のものが下のものに許可を与えるです。

したがってmayを使うとずいぶん偉そうな感じになることに注意してください。

You may come in.

入室していいですよ。(面接官が面接を受ける人に許可を与える状況など)

友人にペンを貸すときに、間違えても

You may use my pen.

私のペンを使っていいよ。

とは言わないでください。あんた何様なのと思われてしまいます。

肯定文のcan

canのコアイメージは対等な立場で許可を与えるです。

したがって私のペンを使っていいよ。

You can use my pen.

となります。

日常生活における「~してもいいよ」は、ほぼcanであると覚えてください。

疑問文の場合

疑問文になるとmaycanはほぼ同じ意味合いで使われます。

あなたのペンを使ってもいいですか?は

⭕ May I use your pen?

⭕ Can I use your pen?

のどちらでもOKです。

まとめて言うと、肯定文でも疑問文でも、canを使っておけば問題はないということになります。

私自身、mayはほとんど使うことがありません。

by 各務 乙彦

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