「勘違いされたピルの薬効」からA is attributed to B(AはBに起因している)を学ぶ
フランス40%、ドイツ37%、合衆国16%、そして日本1.1%。これは15歳から49歳の女性が経口避妊薬/ピルを使用した2015年の記録です。
多くの日本人が間違った認識に基づいてピルを敬遠し、そのことが健康上も、勉学や仕事におけるパフォーマンスにおいても大きな弊害をもたらしているという報告がなされました。
一度、ピルの有効性等に関して検討してみる必要があるのかもしれません。
そんな今週の記事
Avoiding the pill heightens risks for women in Japan.
その薬を避けることが日本の女性へのリスクを高めている。
*the pill「その薬」:経口避妊薬/ピル のこと
*動詞の現在形は、しばしば「~している」という「状態」を表す
から「今週のフレーズ」をお届けします。
さて、この記事のなかで
A is attributed to B
AはBに起因している
という表現がでてきます。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
【今週の英文】
The low rate has been attributed to misconceptions about using such pills, including excessive worries over side effects and a long-standing belief among many Japanese women that controlling menstrual cycles via medication is unnatural and harmful.
その低い割合はそのような薬を使用することについての誤った認識に起因している、副作用への過度な懸念そして薬物で月経周期をコントロールすることは不自然であり害があるという多くの日本人女性の間の長く続いている考えを含めて。
*attribute A to B「AをBの結果であると考える」
→ A is attributed to B「AはBに起因している」
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
【今週の例文】
The large decline in profit was attributed to an increase in competition as well as a rise in production costs.
利益の大幅な減少は生産コストの上昇と同時に、競争の激化に起因している。
*decline in profit「利益の減少」:利益における減少
*increase in competition「競争の激化」:競争における激化
*A as well as B「Bと同時にAにも」
A:an increase in competition
B:a rise in production costs
【今週のフレーズ】
A is attributed to B
AはBに起因している
出典:The Japan Times Aug. 20, 2018