【オフィス英会話】肩書・役職の表現
オフィスで肩書に関する話題は日常的に交わされますよね。
しかし、英語で肩書を表現するときに冠詞が付いたり、付かなかったりすることがあり混乱を招きます。
今回は肩書の英語表現とその正しい使い方について学びます。
では問題です。「彼はこの支店の支店長です」を英語で表すと、
A. He is "a" manager at this branch.
B. He is manager at this branch.
どちらが正しいと思いますか?
冠詞が付く場合
冠詞"a"が付く場合
肩書に冠詞が付く場合は、その肩書の「人」を表します。
❌ He is ”a” manager at this branch.
冠詞が"a"だと「何人かいるうちの一人」ということになります。
通常、支店に支店長は一人だけですから、冠詞“a”を付けるのは誤りになりますが、
もし支店に支店長が2人以上いる特殊ケースの場合は正解になります。
冠詞"the"が付く場合
⭕ He is the manager at this branch.
通常、支店に支店長は一人だけなので、限定を表す冠詞”the”が使用されている場合は正解になります。
上述したように、肩書に冠詞が付くと(”the” manager)支店長という肩書の「人」を表します。
冠詞が付かない場合
肩書に冠詞が付かない場合は、人ではなく「肩書」そのものを表します。
⭕ He is manager at this branch.
この例文の場合、branch managerに冠詞が付いていないので、人ではなく支店長職という「肩書」を表しています。
実はこのパターンが欧米では多用されます。
"at this branch"が付かない場合
He is manager "at this branch."
この例文から職場“at this branch”が取れると、「人」のイメージが強くなるため、固有の呼称と冠詞が必要になります。
⭕ He is the branch manager.
肩書・役職の英語表記
日本の会社の役職の代表的な英語表記を以下に挙げます。
今回の例文を参考にして使ってください。
(会社によって様々な英語表記をするので、これらはあくまでも一例です)
会長:chairman
社長:president
専務:executive vice president
常務:senior vice president
部長:general manager / department head
課長:manager / section head
係長:assistant manager / team leader
by 各務 乙彦
東京 新宿区で英会話を学ぶならグローバルスクエア
なぜ多くの日本人が英語に苦手意識を持っているのか? その答えは、日本語と英語の仕組みの違いにありました。
グローバルスクエアでは30年にわたって、それらの仕組みの違いを研究。導き出した英語習得メソッドの実践を通じて「文構造力」を身に付けることにより、自然と英語の内容を把握することを可能にしました。
私たちはそのメソッドを、より多くの方々にご体験いただけるよう、レッスンの無料体験を毎週実施しております。まずは一度、無料体験をお試しください。今までの英語への意識ががらりと変わります。