
英語の名詞の中には数えられたり、数えられなかったりするモノがあります。また単数なのに複数形を取るモノもあります。
こうした感覚は、日本語を使う私達にとって馴染みが薄く、混乱を引き起こす原因となります。
今回はこの中から、一つだけど複数形をとる名詞たちを学びます。
対で機能する名詞
単数でも常に複数形になる名詞をいくつか紹介します。
・shoes(靴)・socks(靴下)・trousers(ズボン)・jeans(ジーンズ)・pajamas(パジャマ)・gloves(手袋)・glasses(メガネ)・scissors(ハサミ)・chopsticks(箸)
これらは対(2つ)で機能するようになっているものばかりなのに気づきましたか?
例文を一つ作ってみましょう。
一着のジーンズですが複数形扱いなので、
ThisではなくThese
isではなくare
が使われていることに注目です。
数え方
対で機能する名詞を数えるときは基本的にa pair of(一対の)を用います。これも例文でみていきましょう。
I bought a pair of glasses yesterday.
私は昨日メガネを1つ買った。
Mary has more than ten pairs of gloves.
メアリーは10双以上の手袋を持っている。
A pair of shoes was stolen from my locker.
一足の靴が私のロッカーから盗まれた。
片方が欠けたら
「手袋の片方をなくした」など、対が崩れた場合は単数形で片割れを表します。
These jeans are very comfortable.
このジーンズはとても履き心地が良い。