【成句を学ぶ】answerのセットフレーズ5選
今回はanswerと、頻用されるセットフレーズ(成句)を学びます。紹介するセットフレーズの中には句動詞もいくつか含まれます。
ちなみに句動詞とは動詞と前置詞、副詞、またはその両方からなる成句ですが、個々の単語の持つ意味から飛躍した意味を形成してしまうため、日本人にとって鬼門となっています。
一つ一つ、丸暗記するのではなく、組み合わされる前置詞と副詞をイメージで掴み、そのイメージからどう意味が連想されるのか、コツを掴んでいきましょう。
基本形
まずは基本形のおさらいから入ります。answerは自動詞、他動詞の両方使えます。
answer
自動詞用法のanswerです。第1文型で使用されます。
He didn’t answer.
彼は答えなかった。
answer A
answerは他動詞としても使えます。目的語が伴う第3文型に入ります。
She answered the question.
彼女はその質問に答えた。
answerのセットフレーズ5選
answer to A
前置詞のtoは「~にむかって」というイメージを持ちます。よって、answer to Aは、Aに向かって答える・応じる→Aに(責任を持って)答える、という意味が生じます。
We have to answer to the client.
私たちはその顧客に対する説明責任を持たなければならない。
また、Aに向かって(責任を持って)応じる→Aの元で働くと、いう意味も派生します。
I answer to the CEO.
私はCEOの元で働いている。
answer for A
前置詞 forのイメージの一つに「交換・対価」があります。よって、answer for Aで、Aの対価に答える→Aの報いを受ける、という意味に発展します。
You have to answer for what you did.
あなたはやったことの報いを受けなければならない。
answer with A
前置詞 withのイメージの一つに「道具」があります。
よって、answer with Aは、A(という道具)で答える、という意味になります。
Taro answered with a nod.
太郎はうなずきで答えた。
Aには名詞が入る
answer by A
前置詞 byは「〜によって」という意味を持つのが有名ですね。そのまま、answer by Aは、Aによって答える、という意味になります。
Hanako answered by nodding.
花子はうなずきによって答えた。
Aには動名詞が入る
answer back
これは単純に答えを返すという意味ではありません。
副詞 backのイメージは「後ろ・戻す」ですので、後ろに答えをする→失礼な態度で返事する、となります。特に上司など従うべき相手に失礼な返事(口答え)した際に使われます。
You answered our boss back yesterday, didn’t you?
昨日ボスに口答えをしたんですって?
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