「以外」を表現する - exceptとbesidesの使い分け
日本語の「以外」には2つの意味があります。
・「〜を除く他の物事」
・「〜の範囲の外側」
そして、それぞれに対応する英語があります。
「〜を除く他の物事」“except”(除外)
「〜の範囲の外側」を加える “besides”(追加)
それぞれどのように使われるのか例文を用いて見ていきます。
除外 - except
The store is open except at the end and beginning of the year.
「その店は年末年始以外は開いている」
I can eat all fruits except oranges.
「私はオレンジ以外はすべての果物を食べることができます」
I work every day except Sunday.
「私は日曜日以外は毎日働いています」
追加 - besides
(リンゴが好物だと知っている人に対して)
What fruits do you like besides apples?
「あなたはリンゴ以外にどのフルーツが好きですか?」
Besides English, she speaks Chinese and Spanish.
「英語以外に彼女は中国語とスペイン語を話します」
Besides the marathon, he is the Japanese champion of the 1,500 m and 10,000 m races.
「マラソン以外に、彼は1,500 mと10,000 m競争の日本チャンピオンです」
例えばヨーロッパ旅行してきた友人との会話で
友人「イギリスはとても良かったよ」
あなた「イギリス以外にどの国に行ったの?」
と聞きたい場合は
となります。
この“besides”は慣れないとすんなり出てこないので、練習してみてください。
by 各務 乙彦
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