【関係詞をマスター】関係副詞を使いこなす(その1)

747d4e97

ここまで関係代名詞は(who, whom, which, that etc)は「もとの文」の名詞を本体にして「名詞のかたまり」を作るということをお話ししました。

【関係詞をマスター】関係代名詞を使いこなす(その1)

(関係代名詞)とは名詞の装飾品のことです。 そう、(関係代名詞)は(本体)である名詞を修飾し「名詞のかたまり」を作ります。 ※この(本体)のことを先行詞といいます…

【関係詞をマスター】関係代名詞を使いこなす(その2)

  前回、関係代名詞は名詞を修飾して「名詞のかたまり」を作るということをお話ししました。 そして、どの関係代名詞を使えば良いのか迷ったときは「もとの文」を作…

ところで関係副詞とは何でしょう?

関係副詞は「もとの文」の副詞句を本体にして「名詞のかたまり」を作ります。

4つの関係副詞

when「時」を表す関係副詞

where「場所」を表す関係副詞

why「原因・理由」を表す関係副詞

how「方法・手段」を表す関係副詞

4つだけ覚えてしまいましょう。

それではここで問題を解いてみましょう。

次の「名詞のかたまり」には、どんな関係代名詞が入るでしょうか?

まずは関係代名詞で考えて下さい。

名詞のかたまり

the park (     ) I played basketball in

私がバスケットボールをした公園。

そうしたよね。わからないときはここから「もとの文」を作ります。

I played basketball in the park.

私はその公園でバスケットボールをした。

これでthe park

・「もの」である

「目的格」である(前置詞の後ろは「目的格」)

ことがわかるので、関係代名詞はwhichを使用します。

名詞のかたまり

the park which I played basketball in

私がバスケットボールをした公園

そしてこの「名詞のかたまり」は5つのバリエーションができます。

① the park "which" I played basketball in

「もとの文」にもっとも近い形

② the park that I played basketball in

whichの代わりにthatを使用した形

③ the park()I played basketball in

目的格の関係代名詞を省略した形

④ the park in which I played basketball

前置詞“in”を関係代名詞の前に置いた形

⑤ the park where I played basketball

関係副詞“where”を使用した形

①、②、③、④はthe park(名詞)が飾り付けの対象(本体)になるので、inは名詞のかたまりの中に残ります。

とこで⑤はinがありませんよね。

関係副詞はin the park(副詞句)が飾り付けの対象(本体)になり、inは関係副詞whereに吸収されるので「名詞のかたまり」の中に残らないのです。

そして「名詞のかたまり」ということは「名詞」そのものですから「名詞」が入ることができる、S(主語)O(目的語)C(補語)のどこにでもその「かたまり」ごと入ります。

上記の⑤の「名詞のかたまり」で例文を作成してみます。

名詞のかたまりをS(主語)に入れる

"The park where I played basketball" is Yoyogi Park.

「私がバスケットボールをした公園」は代々木公園です。

名詞のかたまりをO(目的語)に入れる

Do you know "the park where I played basketball"?

あなたは「私がバスケットボールをした公園」を知っていますか?

名詞のかたまりをC(補語)に入れる

Yoyogi Park is "the park where I played basketball".

代々木公園は「私がバスケットバールをした公園です」

これで関係副詞もマスターできましたね。

次回は関係副詞のバリエーションをご紹介します。

東京 新宿区で英会話を学ぶならグローバルスクエア
グローバルスクエア英語教室 | 東京都内・新宿区・飯田橋で学べる英会話

なぜ多くの日本人が英語に苦手意識を持っているのか? その答えは、日本語と英語の仕組みの違いにありました。

グローバルスクエアでは30年にわたって、それらの仕組みの違いを研究。導き出した英語習得メソッドの実践を通じて「文構造力」を身に付けることにより、自然と英語の内容を把握することを可能にしました。

私たちはそのメソッドを、より多くの方々にご体験いただけるよう、レッスンの無料体験を毎週実施しております。まずは一度、無料体験をお試しください。今までの英語への意識ががらりと変わります。