【関係詞をマスター】関係副詞を使いこなす(その1)
ここまで関係代名詞は(who, whom, which, that etc)は「もとの文」の名詞を本体にして「名詞のかたまり」を作るということをお話ししました。
ところで関係副詞とは何でしょう?
関係副詞は「もとの文」の副詞句を本体にして「名詞のかたまり」を作ります。
4つの関係副詞
when「時」を表す関係副詞
where「場所」を表す関係副詞
why「原因・理由」を表す関係副詞
how「方法・手段」を表す関係副詞
4つだけ覚えてしまいましょう。
それではここで問題を解いてみましょう。
次の「名詞のかたまり」には、どんな関係代名詞が入るでしょうか?
まずは関係代名詞で考えて下さい。
名詞のかたまり
the park ( ) I played basketball in
私がバスケットボールをした公園。
そうしたよね。わからないときはここから「もとの文」を作ります。
I played basketball in the park.
私はその公園でバスケットボールをした。
これでthe parkは
・「もの」である
・「目的格」である(前置詞の後ろは「目的格」)
ことがわかるので、関係代名詞はwhichを使用します。
名詞のかたまり
the park which I played basketball in
私がバスケットボールをした公園
そしてこの「名詞のかたまり」は5つのバリエーションができます。
① the park "which" I played basketball in
「もとの文」にもっとも近い形
② the park that I played basketball in
whichの代わりにthatを使用した形
③ the park()I played basketball in
目的格の関係代名詞を省略した形
④ the park in which I played basketball
前置詞“in”を関係代名詞の前に置いた形
⑤ the park where I played basketball
関係副詞“where”を使用した形
①、②、③、④はthe park(名詞)が飾り付けの対象(本体)になるので、inは名詞のかたまりの中に残ります。
とこで⑤はinがありませんよね。
関係副詞はin the park(副詞句)が飾り付けの対象(本体)になり、inは関係副詞whereに吸収されるので「名詞のかたまり」の中に残らないのです。
そして「名詞のかたまり」ということは「名詞」そのものですから「名詞」が入ることができる、S(主語)O(目的語)C(補語)のどこにでもその「かたまり」ごと入ります。
上記の⑤の「名詞のかたまり」で例文を作成してみます。
名詞のかたまりをS(主語)に入れる
"The park where I played basketball" is Yoyogi Park.
「私がバスケットボールをした公園」は代々木公園です。
名詞のかたまりをO(目的語)に入れる
Do you know "the park where I played basketball"?
あなたは「私がバスケットボールをした公園」を知っていますか?
名詞のかたまりをC(補語)に入れる
Yoyogi Park is "the park where I played basketball".
代々木公園は「私がバスケットバールをした公園です」
これで関係副詞もマスターできましたね。
次回は関係副詞のバリエーションをご紹介します。
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