【シンプル イズ ベスト!】関係代名詞を省略した表現法
日本人の悪癖の一つとして、関係代名詞を使って英文を複雑にしてしまう傾向が挙げられます。
例えば「その机の上にある本は私のものです」。多くの人が次のように訳してしまいます。
The book which is on the desk is mine.
(関係代名詞)
関係代名詞の代わりに前置詞句を使う
もちろん上記の英文は間違えではありませんが、前置詞句を使用すればもっとシンプルにできます。
The book on the desk is mine.(前置詞句)
どうでしょう。シンプルでいい感じですよね。
ただし、文中で複数の時制(過去と現在など)を表す必要があるときは、関係代名詞を使用します。
The book which was on the desk yesterday is mine.(関係代名詞)
昨日その机にあった本は私のものです。
関係代名詞の代わりに分詞を使う
次に現在分詞と過去分詞を使った文と関係代名詞を使った文の比較を見ていきます。
あそこでテニスをしている女性たちはジェーンとメアリーです。
The women who are playing tennis over there are Jane and Mary.(関係代名詞)
The women playing tennis over there are Jane and Mary.(現在分詞)
トムによって書かれたレポートはわかりやすい。
The report which was written by Tom is easy to understand.(関係代名詞)
The report written by Tom is easy to understand.(過去分詞)
これらも現在分詞と過去分詞を使った文の方がシンプルでわかりやすいですよね。
よりシンプルなセンテンスは文意が明確になり、人に伝わりやすくなります。
これからは、シンプルな文章作りを常に意識してみましょう。
by 各務 乙彦
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