【to V? Ving?】不定詞と動名詞の使い分け(その2)

前回の記事で、

【to V? Ving?】不定詞と動名詞の使い分け(その1)

  動詞を名詞として扱う際には、to+動詞の形にする不定詞の名詞的用法と、動詞-ingで動名詞の形にする2つルールがあります。 試しに lock:ロックする[動詞]を名詞…

不定詞の名詞的用法(to+動詞)未来・意思というニュアンスを含み、

動名詞(動詞-ing)過去・経験というニュアンスを含む

というお話をしました。

今回は目的語に不定詞と動名詞の両方を取ることが可能で、その意味が大きく変わるパターンを学びます。

これらを念頭において、次の2つの英文を訳してみて下さい。

① I tried to talk to him.

② I tried talking to him.

回答

それでは実際に訳とイメージを見てみましょう。

① I tried to talk to him.

私は彼に話しかけようとした。(でも話しかけることができなかった)

② I tried talking to him.

私は彼に話しかけてみた。(でも彼は反応しなかった?)

こうしてみると、この2つの文には大きな違いがあることがわかりますね。

このように、目的語に不定詞と動名詞の両方を取ることが可能で、その意味が大きく変わる動詞は、これまでに学んだforgetremembertry の3つだけです。

これらの訳は覚えてしまいましょう。

その3では、総まとめをします。

【to V? Ving?】不定詞と動名詞の使い分け(その3)

今回は不定詞と動名詞が持つニュアンスに追加をします。 不定詞の名詞的用法(to+V)は未来・意思に加えて行動に積極的なニュアンスが加わり、 動名詞(V-ing)は過去・経…

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