「トヨタの未来都市」からin a reference to を学ぶ
先端の技術には法整備と政治が追いつきません。そんな状況にしびれを切らせたトヨタ自動車は、富士山のふもとある自社工場跡地に「実験都市」を建設する計画を発表しました。
そこでは自動運転技術やロボット、スマートホームなどの開発のため、実際の住人で実証実験することが目的とされています。
そんなThe Japan Timesの記事、
Toyota is to build a ‘city of the future’ at the base of Mount Fuji.
トヨタは富士山のふもとに「未来の都市」を建設する予定だ。
Be動詞+不定詞で予定を表す
から今週のフレーズをお届けします。
さて、この記事のなかで
in a reference to A
Aに準拠して/Aに関連して
という表現がでてきます。
実際に新聞のセンテンスでどんな感じで使われているのか見てみましょう。
今週の英文
Toyota unveiled the audacious plan for what it plans to call “Woven City” in a reference to its origins as a loom manufacturer on Monday at the big CES annual consumer electronics trade show.
トヨタは、大規模なCES年次消費者電子トレードショーで、月曜日、同社が織機製造業者としてのその起源に準拠して“ウオーブン・シティ”と呼ぶことを予定しているもののためのその斬新な計画を発表した。
what~=the thing which~
weave(はたを)織る:weave / wove / woven
Woven City:ウオーブン・シティ/織り込まれた街:用途によって分かれた複数種類の道が、網の目のように織り込まれることから、街は“Woven City”と名付けられる。
CES:Consumer Technology Association
それでは今週の表現を使って、例文を作ってみましょう。
今週の例文
In a reference to Brexit, some newspapers are calling Prince Harry and Meghan Markle’s decision to step back from royal duties ‘Megxit’.
ブレグジットに準拠して、いくつかの新聞は王室の義務を辞退するというハリー王子とメーガン・マーケルの決定を「メグジット」と呼んでいる。
イギリスのEU離脱を意味するBrexitをもじって、今回の夫妻の王室離脱はMegxitと呼ばれていますが、Harixitではないところに深い意味があるのかもしれませんね。
今週のフレーズ
in a reference to A
Aに準拠して
出典:The Japan Times Jan. 7, 2020 REUTERS / KYODO
Toyota is to build a 'city of the future' at the base of Mount Fuji.