【国際コミュニケーション】アドバイスにご注意(前篇)
「手伝いましょうか?」
困った人を見かけた時に使うフレーズですよね。
しかし英語では
May I help you?
「お手伝いしてよろしいですか?」
とへりくだった言い方をします。
何気なく使っていますが、こちらが手伝ってあげるのになぜ「お手伝いしてよろしいですか?」とへりくだるのでしょう。
謙遜を重んじる日本語ならまだわかるのですが、フランクなはずの英語なのに違和感がありますよね。
その理由は、手伝って欲しいかどうかを決定するのは本人であり、その本人が手伝ってほしいと言っていないのに、こちらから「手伝いましょうか?」と聞くのは、本人の決定権を多少侵害していると考えられるからです。
したがって、本人の決定権を尊重して
May I help you?
「お手伝いしてよろしいでか?」
という謙遜表現になるのです。
西洋文化の背景にはこのような理由があると知ることは、異文化コミュニケーションの第一歩です。
by 各務 乙彦
東京 新宿区で英会話を学ぶならグローバルスクエア
なぜ多くの日本人が英語に苦手意識を持っているのか? その答えは、日本語と英語の仕組みの違いにありました。
グローバルスクエアでは30年にわたって、それらの仕組みの違いを研究。導き出した英語習得メソッドの実践を通じて「文構造力」を身に付けることにより、自然と英語の内容を把握することを可能にしました。
私たちはそのメソッドを、より多くの方々にご体験いただけるよう、レッスンの無料体験を毎週実施しております。まずは一度、無料体験をお試しください。今までの英語への意識ががらりと変わります。