【”〜する”の意味が変わる?】willとbe going toの使い分け
日本の学校文法で
“will do~”
→「~でしょう」
※単純未来
“be going to do~”
→「~するつもりだ」
※話者の意思が入る
と習います。
この考え方はほぼ正しいのですが、より具体的に定義すると
will
「未来のことを、“今”考えたばかりで、具体的な日時を伴わない場合が多い」
be going to
「未来のことを、“前もって”考えていて、具体的な日時を伴う場合が多い」
となります。
例文をいくつか挙げます。
Who will do this job?
「誰がこの仕事をしますか?」
→I’ll do it.
「私がそれをします」:今決断したイメージ。
→I’m going to do it.
「私がそれをします」:前もって決断していたイメージ。
同じ「私がそれをします」でも、答える人の気持ちの準備のイメージがかなり違います。
テニスラケットを持って移動している何人かを見たら
They’re going to play tennis soon.
「彼らはすぐにテニスをするでしょう」:すでに準備が整っている
今度一緒にテニスをしようと話しをしている何人かを見たら
They’ll play tennis some day.
「彼らはいつかテニスをするでしょう」:不確実な未来
おなかの大きな妊婦を見たら
✘ She’ll have a baby.
ではなくて
⭕ She’s going to have a baby.
が適切です。
これで“will”と“be going to”のイメージの違いが実感できたのではないでしょうか。
“will”と“be going to”は、おそらくあなたの英語人生で、これから何百回と使うことになるでしょう。
by 各務 乙彦
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